Dyuichi Blog

UnityでQuest対応アプリの開発環境構築方法

UnityHubのインストール

以下のページを参考に、自分の環境に合ったUnityHubをインストールしてください。

Unityのインストール

UnityHubを立ち上げて、「インストール」ボタンを押して、Unityをインストールします。

インストール時には、モジュールの追加で Android Build Support にチェックを入れてください。

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Unityでプロジェクトの作成

Unityの新規プロジェクトを、「3D」テンプレートまたは、「Universal Render Pipeline」テンプレートで作成します。

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  • Build Settingsを開いてプラットフォームをAndroidに、Texture Compression(テクスチャの圧縮方式)をASTCに変更してSwitch Platformしてください。
    • Project Settingsを開いてColor SpaceをLinearに変更してください(特にOpenXRバックエンドはリニアカラーにのみ対応)。
    • その下のAuto Graphics APIのチェックを外して、Graphics APIsのVulkanまたはOpenGLES3を削除してください(「Vulkanを使っても大丈夫?」も参照してください)→ Vulkanはまだ試験中?
      • さらにScript BackendをIL2CPPにして、Target ArchitectureのARM64にだけチェックを入れてください。
      • AndroidのターゲットAPIレベルを32にしてください(2023年6月から32にしないとアプリが提出できなくなります)。

      Oculus Integrationのインポート

      Asset Store にある Oculus Integration をプロジェクトにインポートします。

      インポートが完了するとOculusの新しいプラグインを認識しましたというダイアログメッセージが出るので、「Yes」「Upgrade」「Restart」等をクリックしてください。

      XR Plug-in Management の有効化

      以下の手順でUnity の XR サポートを有効にしてください。

      • Edit > Project Settings > XR Plugin Management を開いて「Install XR Plugin Management」ボタンを押してください。
      • Plug-in Provides が表示されたら “Oculus” にチェックを入れてください(タブを切り替えて Android と Standalone 両方でチェックを入れてください)。

      上記の操作により、プロジェクトに XR Plugin Management パッケージと Oculus XR Plugin パッケージがインストールされます。

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      ビルド・実行

      Oculus/VR/ScenesフォルダのControllerModelsシーンを開いてみると、以下のような「Hierarchy」、「Scene View」、「Game View」を確認できます。

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      問題なさそうであれば、QuestとPCを接続してください。

      接続時に、「デバイス内のファイルへのアクセス許可」と、「USBデバッグの許可」を求めるダイアログがそれぞれ現れます。両方とも許可してください。もしどちらか一方での現れなかった場合、以下のいずれかが原因の可能性があります。

      • USBケーブルがデータ転送不可能なもの
      • 開発者モードがOFFになっている

        Build Settingsを開き

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        Build And Runボタンを押し、適当な.apkファイル名を指定するとビルドと実機への転送が始まります。

        成功するとアプリが起動し、コントローラーでの操作が可能になる。以下に実際にVRに表示された様子を示します。

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        参考